亀岡市が21年度から等級区分を見直し、土木一式工事にA1等級の新設を検討していることが3日わかった。毎年開催している府と共催の建設業者研修会で明らかにしたもので、4月の経審改正による総合点数の変動等を踏まえたもの。
市は土木一式工事と建築一式工事について、それぞれAからDまでの等級区分を付しており、完成工事高と経審数値を基礎とする総合点数により、毎年決定している。21年度の等級区分においては、今年4月に施行された経審改正により、総合点数が変動すると考えられることや、現行の等級区分の基準が他団体の基準との差が大きくなってきていることから見直すこととした。具体的には土木にA1等級を新設。A1からDまでの5等級とする方針だ。新経審による市内業者の点数分布を把握した上で等級区分の基準を見直す。 |