国土交通省近畿地方整備局と同局管内の各府県土木施工管理技士会は25日、「近畿ブロック意見交換会」を大阪市内のホテルで開催。意見交換では、設計変更、ワンデーレスポンス、総合評価におけるCPDSの評価基準などについて、話し合われた。 冒頭、国道交通省近畿地方整備局の木下誠也局長が挨拶に立ち、「20年11月に発足した発注者協議会の設立で、総合評価の導入など入札制度改革は加速する」として、「これまで発注者ベースの公共工事は官積が主だったが、諸外国と歩調を合わせ、民積が主流になる」「これはすべて不調不落によって工事が滞る現状を改善するため」と述べ、「経済不況で、公共工事の期待感高まる中、今年は公共事業の復権の年となるようにしたい」と述べた。 |