京都市都市計画局は、21年度から下京区の崇仁地区の改良事業計画を見直し、土地区画整理事業との合併施行による崇仁地区の環境改善を図る。21年度は、京都市当初予算案に、2000万円を計上し、合併施行の計画の検討に入る。 崇仁地区では、老朽住宅や狭隘な住宅が密集するなど劣悪な住環境を改善するため、これまで地区を5つに区分し、改良住宅の建設をはじめ、道路や公園など整備実施し、南部・北部第一・北部第二の3地区で事業が完了させるなど改良事業を段階的に実施してきた。 しかし、北部第三・第四地区では、用地買収が難航するなど改良住宅の建設が進まず、事業が長期化している。 |