城陽市では、新年度当初予算案に電子入札システム導入事業費を計上、実現に向けて具体的な準備をスタートする。先月開かれた総務常任委員会でも導入についての説明が行なわれている。順調に進めば年度末をメドとした一部運用開始も目指しており、22年度から建設工事を対象とした電子入札が始まる見通しだ。 同市が導入を検討しているのは、電子入札コアシステムを使ったASP方式。電子コアシステムは国を始め全国の自治体など900以上の団体で採用されているもので、府下でも京都府、京都市、南丹市、京田辺市などが導入しており、京都府など他の発注機関で利用している民間認証局ICカードやパソコンなどの機器を流用できるのが特徴となっている。 |