東部丘陵の山砂利採取跡整備構想を進めている城陽市では、今年度から長池・青谷の先行整備地区事業化検討調査に着手する。来月にも調査検討業務を発注し、2ヵ年でまとめていくもので、期間中には区画整理に伴う準備会の設立も予定しており、懸案となっている東部丘陵整備構想が動き出す。 山砂利採取跡地整備は、城陽市東部丘陵で進められている山砂利採取跡約420fを対象に土地利用を図り、計画人口1万4000人の新都市を建設しようとするもの。このうち、中間エリアを挟んで位置する長池及び青谷地区の計155fは、埋め戻しが進んでいることなどから先行整備地区として20年間で整備する案が浮上、19年には東部丘陵地整備計画検討委員会が東部丘陵地整備計画としてまとめている。
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